門枝サマポケ デッキ紹介
初めまして。一般WSプレイヤーはっぴーと申します。最近回しているサマポケのデッキがかなり好感触なので文章にしてみたくなりました。初めてのWSブログ記事となりますので至らない点あるかと思いますが温かい目で見守っていただけると幸いです。
※本記事では一般に流通している（と思われる）互換名を使用します。ご了承ください。
○デッキレシピ
「無防備な寝顔蒼」と「夏の思い出識」のCX連動を採用した門枝構築になります。序盤から積極的に打点を刻みながらそこそこ高いラインの盤面を作ることができ、ダメージレースで優位を維持しながら識の高い殺傷能力で一気にゲームを決めに行けるハイテンポなデッキになっています。
一般的に流行している扉枝の構築と比べ、門の影響でCXによる打点がより多く見込める点、「やっぱりチョロい蒼」の強力なサポートにより安定した連動展開と高い返しのラインを維持できる点、山からサーチするカードが多いため強い山を作りやすい点などが長所として挙げられる一方、手札の質はどうしても一段階劣ってしまう点、扉連動と比べて行きのパワーが低い点などの短所があります。
○採用カードと採用理由
◇レベル0（18枚）
・サマードレスしろは（4枚採用）
山削り、手札交換、思い出圧縮、黄色発生など多数の役割を1枚で担ってくれるサマポケに必須レベルとなったシステムです。特に山削りは、タイトルとして薄い要素でもありますので非常にバリューは高いです。思い出にもレベル置き場にも躊躇なく置きたいので間違いなく4枚採用。
・手の繋ぎ方識（4枚採用）
霞互換です。0から積極的にアタックしていきたいこのデッキとは非常にかみ合いのいいカードで、中盤以降もトップチェックとしての役割を保つことができ、腐りにくいのも強力です。が、その反面、トップ公開に失敗してパワーが伸びず、プランが崩れるという裏目もあるカードなのでその点には注意が必要です。0で必ず引きたいカードなので4枚採用です。
・やっぱりチョロい蒼（4枚採用）
このデッキの超重要パーツです。連動キャラである島風をコストなしでサーチ、島風指定の1000パンプ、前500応援、と強いテキストが3つも搭載されています。0では盤面の質を高めつつストック消費なしで手札を整え、1では島風への強力なパンプで盤面を形成、終盤においても山札を1枚圧縮して識のXルックのバリューを高めたりドラを捲る確率を上げてくれるといった細かい役割を担う、スキのない1枚です。サーチテキストは黄色いカードをコストにできない他、手札枚数条件もあるので油断していると足元をすくわれますが、使ってみるとカタログスペック以上に強力なカードです。迷わず4投。
・白羽の伝承しろは（3枚採用）
控え集中です。登場時のトップチェックが非常に強力で、疑似5枚集中として活用できるほか、初パンのCX回避や山1枚削りなど過労死してます。集中の2枚目以降が腐りにくいのは非常に強力です。迷わず4といきたいところですが上の3枚でかなり0の枠を食っているので3枚に抑えました。今後増えてるかもしれない枠です。
・Echoes of Summer 蒼&鴎（2枚採用）
収録中です。主にダブついたCXを切る役目ですが門を採用していることもあって出番は多いです。また、中央に配置すると3000までパワーが伸びるので応援と合わせて投げると踏まれずに返ってくることもあります。返ってくるととてもおいしいので対面を見て狙っていきたいところです。1枚だと欲しいときに拾いにいきにくいと感じたので2枚採用です。余談ですがイラストとても良いのでホイル欲しかったです。
・トンボ玉の思い出蒼（1枚採用）
多生の絆互換です。登場時2落下とセットになっており、リフレッシュ前の山、手札、ストックすべての領域に手を伸ばしてCXを戻すことのできる痒い所に手が届く1枚です。当初はこのカードなしで回していたのですが欲しい！と思う場面がたくさんあって採用したのですが、本当にリフレッシュがきれいにできるようになったので手放せなくなりました。行4000は偉いですが不確定なので信用してはいけません。（汎用性も高いですが）このデッキでの役割はピンポイントなので1枚採用です。
◇レベル1（13枚）
・無防備な寝顔蒼（4枚採用）
島風です。このカード自体は何の変哲もないバニラ島風で強みはサポートカードである「やっぱりチョロい蒼」に集約されてますので説明することは特にないですが実質1連動8枚体制は非常に強力です。デッキの核ですし4枚必須です。
・鬼の仲間入り識（2枚採用）
レベル応援、そして「夏の思い出識」のサポートカードです。ソウルパンプなしで識を運用しても殺傷力は全くないので詰めの重要な1パーツです。このデッキでは、後列に「やっぱりチョロい蒼」が中盤～まで居座るため着地はかなり遅めになることが多いです。流れを阻害せず1ストック吐けるので、抱えておいていつでも出せるようにしておくとスムーズな展開ができます。絶対に1枚出したい上、ドラが付いているので最低限腐らないと判断して2枚採用です。
・お互いの場所しろは（2枚採用）
ストック形成のスペシャリスト。二つのトリガー関係テキストで非常に綺麗なストックを作ることができます。サマードレスしろはの山削りと合わせて運用することで、リフレッシュ直前のCX事故を回避しつつストックを積み上げることができます。黄色発生を要求するのが若干厳しいところはありますが裏を返せばこのカード自身が黄色発生要因にもなります。このデッキの黄色発生は結構厳しいので雑にレベル置き場におけるカードが多いのは円滑なゲーム展開に一役買っているといえます。毎回使うわけではないですが躊躇なくレベル置き場に置くためにも2枚採用。
・あの夏をもう一度蒼（1枚採用）
思い出メタと島風改です。思い出メタは環境的に役立つ機会は減ってきましたが、島風改テキストが役立つ機会は多く、積み得の1枚です。2枚目以降はさすがに腐りそうなのでピン投です。
・頭に浮かんだ料理七海（1枚採用）
2000拳です。このデッキの2000拳の主な役割は島風を守ることで島風＋後列の6500のラインに2000拳を構えるとレベル1としては相当高いパワーラインとなります。2000拳で守った島風で再度連動を狙う動きは非常に強力で、門というアイコンと実質連動8枚体制のおかげで2t連続多面連動も高確率で実現できますし、万一門を握れなくてもダイレ面をもらえるというだけでダメージを先行したいというこのデッキのコンセプトとはかみ合うので拳は基本打ち得です。レベル1の間は常に抱えておきたいですが現在は枠の関係で1枚。正直2枚は欲しいところです。
・私の胸で静久（1枚採用）
早出し相殺です。DCの音姫が強力で、早出しメタは相殺に統一された印象がありますね。ショトカテキストも内蔵しており早出し相殺としては使いやすい部類だと思います。現環境では2枚必要な場面はほとんどないので1枚のみ採用。
ちょっとだけ、ばいばい……（2枚採用）
朝の挨拶互換。山削りが早いとは言えないデッキなので、主に山のケア要員としての役割が主です。2枚目は腐りますがイベントであるため握りにくいということを考慮して2枚採用。
◇レベル2（1枚）
・塗り替えていた記憶美希（1枚採用）
プリシラ拳。3スキップによる死亡回避やダメージビハインドを逆転するためのカードとして。このカードを使ったあと識3面するほどのストックを積むのは正直難しいですが警戒させるだけでも意味のあるカードです。1ゲーム中に1回使うのすら厳しいので1枚採用。
◇レベル3（10枚）
・夏の思い出識（4枚採用）
言わずと知れた強力フィニッシャー。Xルックで少ないリソースからでも高い詰め性能を発揮できるサマポケの顔といえる存在になったカードです。防御札やソウル減には弱いですが環境的にそれらのカードを採用したデッキが少ないこともあって猛威を振るっていますね。当然4枚採用。
・君の手で識（4枚採用）
早出しヒール。レベル2体は主にこのカード（＋レベル応援）で盤面形成することになります。連動の識がヒールでないためレベル3に上がってもヒールはこのカードメインで行うこととなります。ヒールは腐らない上、多面して固い盤面を作る動きも視野に入れたいので4枚採用です。
ひまわり畑しろは（1枚採用）
逆圧縮&早出しヒール。条件・コスト共に厳しく逆圧縮としての使用は全くと言っていいほどせず、5枚目の早出しヒールとして主に使います。ただデッキに逆圧縮があるということ自体はひとつの重要な要素なので忘れないようにしたいです。（逆圧縮してる暇があれば識で詰めたほうが早いという場面があまりにも多いですが）識の早出し条件の達成が困難な時に重宝する4面早出しのヒールですが黄色発生を要求することに若干の注意が必要です。あくまで「君の手で識」の補助的役割なので1枚採用。
・それは夏のせい蒼（1枚採用）
美智留バーン。旧弾時代のサマポケの顔的カードですね。無連動で非常に強力な詰めを行えるので、僕も大変お世話になりました。新弾環境では識のバックアップとして活躍します。識はダイレ面をとれない場合3枚目のバリューが下がりがちです。また、相手の山の圧縮が強い場合は識より蒼のほうが強力に作用する場合も多いです。蒼からアタックする場合識3面に比べストック要求が1少なくなるのでストックを用意しきれなかったときや、Xルックが振るわず集中を捻らざるを得ないときなどに重宝します。基本は識でいいことが多いので1枚採用。
○まとめ
長くなってしまったのでここでいったん区切ろうと思います。不採用カードや回し方についてはまた別途記事を書こうと思います。ここまでお読みくださってありがとうございました。
